大阪府警に2度誤認逮捕された男性が国や大阪府などに損害賠償を求めて提訴しました。 大阪府警に誤認逮捕された男性が勾留中に書いたノートには「私は絶対にやってません」と記されています。20代の会社員の男性はおととし、知人の女性を脅したなどとして、2度にわたり逮捕されました。 男性は一貫して容疑を否認しましたが、釈放されるまで42日間拘束されました。しかし2か月後、府警は誤認逮捕だったと男性に謝罪。男性になりすましていた別の男を逮捕・起訴し、有罪判決が確定しました。 男性は7月24日、国や大阪府などに対し、計2000万円の損害賠償を求めて提訴し「誤認逮捕に至った警察の取り調べなどの問題点を明らかにしてほしい」とコメントしています。