イギリス・マンチェスターのヒートン・パークで行われた英ロックバンド・オアシスの再結成凱旋ライブは、7月20日に最終日を迎えた。 全5公演でおよそ30万人を動員した歴史的イベント。警備にあたったグレーター・マンチェスター警察は、20日の最終日について「逮捕者はわずか5人で大きな問題もなく、安全かつ成功裏に終わった」と発表している。 発表によると、会場内では警備スタッフに対する人種差別的な暴行事件が発生。警察は4人の男性と1人の女性を逮捕し、「極めて遺憾だ」と批判している。 また、スクリーン越しにライブを見ようとチケットを持たないファンが集まった“ギャラガー・ヒル”(会場外の丘)で、ボトルなどが飛び交う乱闘騒ぎが起きたが、直ぐに鎮まったという。 5公演の期間中にドローン10機を押収し、そのうちひとつは最終日に発見したとも説明している。 グレーター・マンチェスター警察のマット・ボイル副本部長は「大多数の観客が節度を守り、安全に楽しんでくれた。全5公演は大きな問題もなく終わった」とコメントしている。 7月12日の初日公演では、6人を逮捕したと、グレーター・マンチェスター警察は発表していた。 The MANCによると、グレーター・マンチェスター警察は、5日間の公演中に少なくとも計44人を逮捕したと説明しているという。