2人乗りのバイクに追突、重傷を負わせて救護しなかったか ひき逃げの疑いで45歳の男を逮捕

25日夜、大阪府泉大津市の国道で2人乗りのバイクに追突してけがを負わせたのに、救護や通報をせずに逃げ去ったとして、45歳の男が逮捕されました。 ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、大阪府八尾市在住の韓国籍の自営業・姜元容疑者です。 警察によりますと、姜容疑者は25日午後10時ごろ、泉大津市千原町の第二阪和国道で、前方に車線変更してきた高校生の2人乗りのバイクにワゴン車で追突し、けがを負わせたにもかかわらず、救護や通報をせずに逃げ去った疑いがもたれています。 バイクを運転していた男子高校生は背骨の骨折や腹部の打撲、後ろに乗っていた女子高校生は鎖骨や肋骨の骨折、硬膜下血腫などの重傷を負いましたが、2人とも命に別状はないということです。 姜容疑者は26日午前11時過ぎに大阪府警和泉署に出頭し、「大きな道路で何かに当たったようだ」と話したため、警察が姜容疑者の車を調べたところ、バイクと接触した際にできたとみられる痕が見つかったことなどから、逮捕に至りました。 姜容疑者は、警察の調べに対して「当たったことは覚えているが、何に当たったか分からなかった」と容疑を一部否認しているということです。

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