2018年、昔話のデジタル化を実施したことにして、文化庁から補助金をだまし取ったとして、会社役員の男が再逮捕されました。 再逮捕されたのは、佐賀市成章町に住む会社役員の宮地武志容疑者(60)です。 宮地容疑者は、2018年、当時、会長を務めていた任意団体「さが昔話の会」で、昔話をデジタル化などする「佐賀の民話デジタル化モデル事業」を実施したことにして、文化庁から補助金437万5000円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、宮地容疑者は、賃金や印刷費、パンフレットの制作費などを名目として、架空の経費を計上していたということです。 取り調べに対し、宮地容疑者は、「不正受給だったという認識は全くありません」と容疑を否認しています。 宮地容疑者は、補助金の不正受給などの疑いで、今回、3回目の逮捕です。