川崎市の解体現場に侵入し銅線およそ3トンを盗んだとして、ベトナム国籍の2人が逮捕されました。 無職のグエン・シー・タイン容疑者(34)ら2人は5月、仲間と共謀し川崎市の解体工事中のショッピングモールに侵入し、銅線およそ3トン、350万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 警視庁によりますと、グエン容疑者らは地下駐車場から侵入し、電気室の床をはがすなどして銅線を盗んだということです。 取り調べに対し、グエン容疑者は「盗んでいません」などと容疑を否認し、もう1人は「黙秘します」と話しています。 現場付近の防犯カメラには、グエン容疑者らの車とは別の不審な車が映っていることなどから警視庁は、他にも関与した人物がいるとみて捜査しています。