ライブ遠征、歯の矯正費用…大阪・キタで「立ちんぼ」疑い、19~23歳の女5人を逮捕

大阪・キタの繁華街で売春の客待ち行為をしたとして、大阪府警曽根崎署は30日、売春防止法違反(客待ち)容疑で大阪市中央区の無職の女(23)ら19~23歳の5人を逮捕したと発表した。 同署によると、いずれも容疑を認め、「ホストクラブの売り上げに貢献」「アイドルのライブ遠征費」「歯の矯正費用を稼ぐため」などと動機を供述している。声をかけてくる男性客を相手に、1回あたり1万5千~2万円を相場に売春を繰り返していたという。 5人はいずれも大阪市北区太融寺町のホテル街で、客待ち行為をしたとされる。この場所は近年、売春目的の客待ち行為「立ちんぼ」が問題化。同署や地域住民らが連携して対策に取り組み、昨年末には路面を黄色に塗装するなどした。 その後、客待ち行為は大幅に減少したが、6月以降、再び立ちんぼの姿が複数確認されたため、今回の摘発に踏み切った。同署は定着を防ぐため、今後もパトロールなどを継続するという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加