「トクリュウ」グループによる詐欺事件を巡って逮捕された暴力団組長の男が、秘匿性の高いアプリを使い指示を出していたと見られることが分かりました。 東京都の極東会系暴力団の組長、小川登容疑者(42)は、すでに逮捕・起訴されている松浦毅司被告らとともに4月、埼玉県の70代の女性から現金100万円をだまし取るなどした疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、小川容疑者は松浦被告らより上の立場で、押収された携帯電話から秘匿性の高いアプリで指示を出していたと見られています。 警察は他にも事件に関わった人物がいるとみて、調べを進める方針です。