小中学生向けのプログラミング教室で教え子にわいせつな行為をしたなどとして、警視庁渋谷署は1日、「アントレキッズ」元講師の20代の男性被告=不同意わいせつ罪で起訴=を不同意わいせつと性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで追送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。 追送検容疑は、勤務する渋谷区の教室内で、2024年10月ごろ、教え子の下着をスマートフォンで撮影し、同12月ごろ、同じ教え子を寝そべった自身の上に座らせ、体を押し当てるわいせつな行為をし、撮影したとしている。「大人と違って行為の意味を分かっていないので、応じてくれると思った」と容疑を認めているという。 署によると、元講師のスマホから撮影した画像が見つかった。元講師は今年2月と4月に別の教え子への不同意わいせつ容疑で逮捕、起訴されている。勤めていた渋谷区の教室は3月に閉校した。【菅健吾】