斎藤工が主演を務め、永尾柚乃、Snow Man・深澤辰哉らが共演するドラマ「誘拐の日」(毎週火曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第5話が8月5日(火)に放送される。 ■丑尾健太郎×深川栄洋が手掛ける“巻き込まれ型ヒューマンミステリー” 本作は、「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などを生みだした韓国有数のスタジオ・ASTORYが、2023年に製作した連続ドラマ「誘拐の日」を原作に、「下町ロケット」(2018年、TBS系)、「半沢直樹」(2020年、TBS系)、「愛しい嘘~優しい闇~」(2022年、テレビ朝日系)などを手がけた丑尾健太郎氏が、日本オリジナルのノンストップエンターテインメントへと昇華。 映画「神様のカルテ」(2011年、2014年)やドラマ「星降る夜に」(2023年、テレビ朝日系)などで知られる深川栄洋氏が演出を担当する。 斎藤演じるマヌケなお人よし誘拐犯・新庄政宗と、永尾演じる記憶喪失の天才少女・七瀬凛という疑似親子の2人が、次々と襲いかかる危機を乗り越えながら犯人捜しと逃亡劇を繰り広げる“巻き込まれ型ヒューマンミステリー”となっている。 ■安達祐実、内田有紀、江口洋介らが物語を彩る 共演には、深澤のほか、安達祐実、望海風斗、佐藤寛太、鈴木浩介、長谷川初範、内田有紀、江口洋介らが決定。 栄進記念病院の顧問弁護士でかつて凛の家に出入りしていた元家庭教師・山崎忠役を深澤が、政宗に誘拐を促す妻・汐里役を安達が、凛を追う謎の男・ケビン福住役を鈴木が、そして強欲な病院副理事長・七瀬富雄役を長谷川、栄進記念病院の看護師長・藤澤香里を望海、新庄を追う所轄のベテラン刑事・須之内司役を江口、須之内とバディを組む若手刑事・北村高広を佐藤、凛の行方を追う医学博士・水原由紀子役を内田が演じる。 ■第5話では―― 医学博士・水原(内田有紀)の別荘から逃げ出した凛(永尾柚乃)は、シンガポールの投資会社“Zキャピタルズ”の日本支部長・ケビン(鈴木浩介)につかまってしまい、再び別荘へ。 Zキャピタルズは天才少女・凛を生み出した“次世代知能開発プロジェクト”に多額の出資をしており、福住は計画の統括責任者のような役割を担っているらしい。凛は、新庄(斎藤工)が死ぬようなことがあったら自分も死ぬ、彼をここへ連れてきてと福住に要求する。 そのころ、新庄は刑事・須之内(江口洋介)に逮捕され連行される寸前だったが、福住から指令を受けた部下・鮫洲(栄信)が須之内を襲い、また水原の別荘に連れ戻され、凛と再会を果たす。 凛の父・守(半田周平)が開発した“天才を作りだす薬”の組成表を探している福住は、七瀬家を捜索すべく、凛の大叔父・富雄(長谷川初範)に“取引”を持ちかける。その結果、新庄と凛は思いもよらぬ状況に追い込まれる。 もし組成表が見つかったら自分の存在意義は消失し、新庄もろとも殺されるかもしれない。そう睨んだ凛は外部に助けを求めようと考える。新庄と凛は見張りの目を盗みながら、別荘のどこかにある非常用の電話回線を探すが、その矢先、凛は事件当日の記憶を取り戻す。 ――という物語が描かれる。 ■「金を用意しろ。30億だ」 公式HPなどで公開されている予告動画は、これまでの場面を振り返る映像と、「俺の名前は新庄政宗。訳あって誘拐犯になってしまった。俺が誘拐した七瀬凛は、記憶を失った天才少女だった。しかし凛の両親は、何者かに殺されていた。俺と凛は謎の組織に拉致され、凛の天才の秘密を知ることになった。俺と凛はどうにか脱出するものの、とんでもない窮地に追い込まれてしまう」という新庄のモノローグからスタートする。 草むらに隠れながら「今度は確実に殺される…」と言う凛。一方、勢い良く迫ってくるショベルカーを見て咄嗟に新庄を庇い、その後頭を打ち付ける須之内。 「俺たち、死んだことになってる」と驚く新庄の隣で、凛は冷静な表情で何かを考える。また、「これがあなたの正義ってやつですか」と煽る辰岡(徳重聡)と須之内が対立する様子も。 さらに「思い出したの、父を殺した犯人」という凛の声と共に、ケビン、水原、汐里(安達祐実)、松田(春海四方)の姿が映し出される。そして、山崎の頭を撫でる富雄、「協力するって約束したろ」と伝えるケビン、「あなたが殺したってことにしよう」という声、電話を受ける山崎のシーンも。 最後には、“反撃開始”というテロップと共に、拳銃を突きつける新庄の様子と、「金を用意しろ。30億だ」と電話をする新庄、それを見つめ頷く凛の姿が切り取られている。 第5話放送を前に、予告動画には「ワクワクドキドキハラハラ」「誰が味方で誰が犯人なのか…」「またまた怒涛の展開!」「みんな怪しくてみんな怖い」といった声などがあがり話題となっている。 「誘拐の日」第5話は、8月5日(火)夜9:00よりテレビ朝日系にて放送。