合成麻薬MDMAやケタミンを含む錠剤を海外から密輸入しようとしたとして沖縄地区税関は5日、横浜市の自営業の容疑者(28)を関税法違反の疑いで那覇地検に告発した。税関と共同調査した豊見城署が7月18日に麻薬取締法違反(輸入)の疑いで緊急逮捕し、5日に発表した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。 容疑者はダンサーやラッパーとして活動し、インスタグラムのフォロワー数は5日時点で約7万8千人に上る。 税関によるとタイを出国し、香港を経由して7月18日に那覇空港へ到着。スーツケース内のショートパンツのポケットに合成麻薬MDMAやケタミンを含む青色の錠剤0・35グラム(4片)を隠し密輸入しようとした疑いがある。