「期待した内容になっていない」冤罪事件で警視庁・最高検が検証結果公開も大川原化工機側は不満表明

機械メーカー「大川原化工機」のえん罪事件をめぐり、警視庁と最高検察庁が公表した検証結果について社長らは会見で不満をにじませました。 大川原正明社長らは逮捕・起訴されてから1年近くにわたって勾留された後、起訴が取り消されました。 警視庁と最高検の検証結果について、それぞれから直接、報告を受けたということですが、「個人の責任に突っ込めていない」などと訴えました。 大川原社長: 簡単に逮捕に踏み切ると言うことに対してどうしても突っ込んでいなかった。こちらが期待した内容になっていなかったなと思った。 最高検は、検証で当時顧問だった相嶋静夫さん(当時72)が勾留中にがんが見つかり亡くなったことについて「深く反省しなければならない」と指摘しました。

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