ナベツネが死んだ。読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏である。98歳になっても存在感を示していたから「衝撃」ニュースでもあった。では読売新聞はどう報じたか。死去翌日の12月20日朝刊を見てみよう。 『渡辺恒雄氏死去 98歳 読売新聞主筆 現実路線 各界に影響力』(1面) 『戦後、言論界を牽引 主筆の責任、最後まで』(総合2面) 『歴代首相と深い親交 与野党に幅広く』(政治面4面) 『米中韓要人と交流』(国際面9面) 『球界発展 情熱注ぐ 歴代G監督と本音議論』(スポーツ面19面) 『スポーツ・活字振興 尽力』(社会面30面)