”被害届”と同時に行方をくらます・・・ 社員寮から上司の釣り道具盗んだ疑い 建設会社の男逮捕 近くの買い取り店で発見

京都市西京区にある建設会社の社員寮で、釣り竿やリールなど73万円相当を盗んだとして、寮に住む社員の男が逮捕されました。 釣り道具は上司のもので、被害に気付いた上司が寮の近くにある買い取り店を調べたところ、釣り道具が売られていたということです。 警察によりますと、建設会社社員の男(21)は3日から15日までの間、勤務する会社の社員寮で、上司である会社役員の男性(55)が所有する釣り竿1点、リール9点、バッグ1点の合計11点、時価約73万円相当の品を盗んだ疑いがもたれています。 釣り道具は社員寮の鍵のかかっていない一室に保管されていて、上司が15日に訪れたところ、自分の釣り道具が無くなっている事に気付き同日、警察に被害届を提出しました。 また、上司が届けを出したあとに寮の近くにある買い取り店を調べたところ、釣り竿以外の道具が売られているのを発見したということです。 会社員の男は、被害届が出された15日に社員寮からいなくなっていて、警察が男が事情を知っているとみて行方を捜していたところ、3日後に同僚が京都・祇園周辺で男の姿を見かけ、情報提供を受けた警察が男から話を聞いたところ、おおむね容疑を認めたため緊急逮捕しました。 男は警察の調べに対し、「リールとカバンは盗んだが、釣り竿は盗んでいない」と容疑を一部否認しています。 警察は動機など詳しく調べを進める方針です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加