公民館刺殺事件 容疑者の男を鑑定留置 当時の精神状態を調べるため 12月9日までを予定 一度刺したあと逃げる男性を追いかけ再び刺すなど強い殺意

静岡市駿河区の公民館で、地区の自治会連合会の会長を務める男性を刃物で刺し、殺害したとして逮捕された無職の男について、静岡地検は当時の精神状態を調べるため、8月19日から鑑定留置としました。 静岡市駿河区中島に住む無職の男(54)は、8月2日夜、同区中島の公民館に侵入した上、中島学区自治会連合会の会長を務める男性(78)を刃物で殺害したとして逮捕・送検されています。 こうした中、静岡地検は8月19日、犯行時の精神状態について医師による鑑定を実施するため、男を鑑定留置としました。 期間は12月9日までを予定しています。 捜査関係者によると、男はサバイバルナイフのような刃物を2本持って公民館に侵入し、最初に男性の背中を刺したあと、逃げようとした男性を追いかけ今度は腹部を刺して、傷は内臓まで達していたことがわかっていますが、逮捕当時、殺意については否認していました。 男は自宅の草木が道路にはみ出していたことなど、男性との間に複数のトラブルがあったと見られています。

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