名護署は18日、共謀の上、名護市為又の建設中のアパートの居室内に火をつけ、天井や壁など約0・4平方メートルを焼損させたとして、現住建造物放火容疑でこのアパート建設に従事していた配管工の容疑者(46)=宜野湾市=と、息子の容疑者(25)=本部町=を逮捕した。捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は2月26日午後7時半ごろから同40分ごろにかけて共謀の上、名護市の建設中のアパート居室に放火した疑い。 県警によると、直後に近隣住民から消防を介して通報があった。火災は通報から約1時間後に鎮火し、けが人はいない。アパートの建設には複数の業者が携わっていて、関係者への聞き込みや周辺の防犯カメラの映像などにより両容疑者の関与が浮上したという。名護署が引き続き経緯など詳しく調べている。