カンボジアの拠点で特殊詐欺に関与したとして日本人の男女29人が逮捕された事件で、主に長野県警をかたって詐欺の電話をかけていたことがわかりました。 愛知県警はきょうカンボジアの拠点からの押収品を公開しました。 その中には長野県警察本部と大きく書かれた看板や偽物の逮捕状・警察官の制服などがあり、容疑者らはこれらの小道具を使って警察官になりすましていたと見られています。 拠点で逮捕された日本人29人は詐欺の電話をかけるかけ子をしていたとみられ、主に長野県警の警察官を語っていたということです。 これまでに県内では被害の確認はありませんが、全国では2月から5月だけで14億円にのぼる被害があるとみて合同捜査本部で実態解明を進めています。