福岡県北九州市で資材置き場の土の中から、男性の遺体が見つかった事件で、男性の長男が殺人などの罪で2日、起訴されました。一方、長男とともに逮捕された知人の女性については不起訴となりました。 2日、起訴されたのは、北九州市小倉北区に住む土木建築会社の社長・華山龍馬被告(46)です。 起訴状によりますと、華山被告はことし4月17日、父親の華山龍一さん(当時87)の首を圧迫して殺害し、翌日、遺体を北九州市小倉南区の資材置き場に埋めたとして、殺人と死体遺棄の罪に問われています。 一方、華山被告とともに逮捕されていた知人の女性(42)は、2日付で不起訴となりました。 福岡地検小倉支部は「起訴するに足りる証拠を収集するに至らなかったため」と説明しています。