トランプの取引力vs元KGBのプーチンの操作力…勝者はどちらか?米ロ首脳会談で見えた2人の交渉力

ドナルド・トランプ米大統領(以下、初出以外敬称および官職名等略)とウラジーミル・プーチン露大統領が8月15日(以下、現地時間)、米アラスカ州アンカレッジで会談を行った。この会談は、事実上、ウクライナ戦争を巡るトランプとプーチンの対面による直接交渉となった。 米国のオールドメディアないしレガシーメディアは、トランプが「停戦合意」から「和平合意」に立場を変えた点を指摘し、交渉の勝者をプーチンとみている。では、プーチンはどのような交渉能力で勝者になったのか。以下では、今回の米ロ首脳会談を、トランプの「取引力」とプーチンの「操作力」の観点からみていこう。

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