容疑者は犯行の数日前から現場近くに宿泊か…神戸のマンションで24歳女性が殺害された事件 3日前から休暇で地元関西へ 犯行前に同じ改札を通過する姿が防犯カメラに 『面識ある』趣旨の供述はなし

神戸市のマンションで女性が殺害された事件で、逮捕された男は犯行の数日前から、現場近くのホテルに宿泊していたとみられることがわかりました。 東京都新宿区の会社員・谷本将志容疑者(35)は今月20日、神戸市中央区のマンションで住人の女性(24)の胸などをナイフで数回刺して殺害した疑いが持たれています。 谷本容疑者は22日に東京都内で確保され、兵庫県警葺合署に移送されました。容疑者は「殺意を持っていたかはわかりませんが、ナイフで腹部のあたりを1回か2回くらい刺したことに間違いありません」と、容疑を一部否認しています。 谷本容疑者は事件の前、女性の後をつけて改札を通過する姿などが駅構内の防犯カメラに映っていたということで、同じ電車に乗るなどして30分以上にわたり尾行していた可能性があるとみられています。 さらに捜査関係者によりますと、谷本容疑者は犯行の数日前から、神戸市内の現場近くのホテルに宿泊していた可能性があるということです。 勤務先の社長によりますと、谷本容疑者は事件の3日前から休暇を取って地元の関西に帰省していました。 これまでに谷本容疑者は女性と面識があるという趣旨の供述はしていないということで、警察は事件前後の行動や動機などについても詳しく調べる方針です。

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