高知市の路上で20代の男性2人を殴り、それぞれにおよそ1週間のけがを負わせたとして10代の会社員の男2人が逮捕されました。逮捕されたのはいずれも高知市の会社員で19歳と18歳の男2人です。 高知警察署の調べによりますと、男2人は共謀のうえ、6月22日の午前5時ごろ、高知市内の繁華街の路上で面識のない20代の男性2人を殴って、けがを負わせた疑いがもたれています。 男2人と男性2人は同じ飲食店で別のグループで酒を飲んでいた際に口論になりました。 支払いを終えた男性2人が店の外に出たところ、男2人が男性2人に一方的に殴る蹴るの暴行を加えました。 男性2人は顔面打撲や頸椎(けいつい)捻挫など全治およそ1週間のけがをしたということです。 事件当日被害者の知人が「友人が殴られた」と警察に通報して事件が発覚。 警察が防犯カメラの映像の確認や関係者への聞き取りなどの捜査を行った結果、25日、男2人を逮捕しました。 認否については19歳の男は「殴ったが口裏合わせはしていない」と共謀した部分について否認していて、18歳の男は「間違いない」と全面的に容疑を認めているということです。 警察は具体的な事件の経緯などを調べています。