広島県警は30日、警察署内で現金1万円を盗んだとして、警察官の男を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、県警の竹原警察署所属の巡査長・増本慎也容疑者(31)です。 警察によりますと、増本容疑者は、6月23日午前9時55分ごろ、当時勤務していた竹原警察署大崎上島分庁舎で、自営業の女性(78)の現金1万円を盗んだ疑いが持たれています。 警察の調べに対して増本容疑者は「私がしたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 被害者の女性は当時、庁舎を免許の更新のために訪れていて、視力検査を終えて手数料を支払おうとした際、現金が無くなっていることに気がついたということです。 女性はその場で警察に相談したものの「勘違いかもしれない」と考え、その日は庁舎を出たということです。増本容疑者が視力検査を担当していたことから、翌日になって同僚が上司に相談。増本容疑者は当初、「知らない」などと話していたということですが、今月中旬ごろ容疑を認めたということです。 警察は、増本容疑者が、女性の視力検査中に、近くに置いていた荷物から現金を盗んだとみて詳しいいきさつを調べています。 警察官の逮捕を受けて、県警の則宗啓司首席監察官は、「本件は、警察官としてあるまじき行為であり、被害者及び県民の皆様に深くお詫び申し上げます。当該警察官については、捜査結果等を踏まえ、厳正な処分を行います」とコメントしています。