今年3月、京都市で両親を刃物で切りつけた殺人未遂の疑いなどで逮捕された50歳の男性が、不起訴処分となりました。 50歳の男性は今年3月、京都市伏見区の路上で70代の両親を刃物で切り付けた殺人未遂の疑いで逮捕され、その後、現場近くに乗り捨てた父親名義の車に油のようなものをまいて火をつけた放火の疑いで再逮捕されていました。 大阪地検は男性について5月から約3か月にわたって責任能力などを調べるため鑑定留置していましたが、8月27日付けでいずれの容疑についても不起訴処分としました。 大阪地検は処分の理由について「捜査の結果、諸事情を考慮し、証拠関係に照らして不起訴処分とした」としています。