神奈川県警は、川崎市でおきたストーカー殺人事件をめぐる対応が不適切だとする検証結果を公表したことをうけ、県内の警察署長らを集めた臨時の会議を行いました。 神奈川県警・和田薫本部長 「被害者やその親族などの安全確保を最優先とした迅速・的確な対処を徹底することが不可欠であります」 川崎市でストーカー被害を訴えていた岡崎彩咲陽さんが殺害され、元交際相手の白井秀征被告が逮捕・起訴された事件をめぐっては、4日、警察の一連の対応を「不適切」とし、組織が形骸化していたなどとする報告書が公表されました。 これをうけ、6日に神奈川県警は警察署長らを集めた臨時の会議を行い、和田本部長が「検証で明らかになった問題点を自分の署のことと捉えて、対策を徹底してほしい」などと訴えました。また、ストーカー事案では全体像を俯瞰的に把握し、適切な指揮を行うよう指示しました。