福岡県は1日、飲酒運転の疑いで先月逮捕、検挙された男性職員2人の懲戒処分を発表しました。 1日付で懲戒免職処分を受けたのは、福岡県土整備事務所・技術主査の男性職員(48)です。 福岡県によりますと、男性職員は先月14日、みやま市の自宅で焼酎の水割りを5杯程度飲んだあと、乗用車を運転した酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。 乗用車3台に接触する事故を起こしていて、呼気からは基準値の5倍を超えるアルコールが検出されたということです。 また、県は保健医療介護部の男性職員(41)を、停職10か月の懲戒処分としました。 男性職員は先月4日、福岡市内の飲食店3軒で飲酒したあと、電動キックボードに乗っていたところを、一時停止違反で警察官に呼び止められ、酒気帯び運転の疑いで検挙されました。基準値の4倍近いアルコールが検出されています。 県の聞き取りによりますと、男性職員2人は今後、検察へ送致される見込みということです。