「ほんと災難」松本潤、清水尋也逮捕でも自ら番宣稼働 逆風でも“逃げない男”が叩き出した抜群の結果

嵐・松本潤(42)が主演を務めたTBS系日曜劇場『19番目のカルテ』が9月7日、最終回を迎えた。同ドラマは最終回を前に逆風が吹く事態となっていたが、そこから逃げなかった座長・松本には、称賛する声が多く寄せられている——。 連続ドラマ『19番目のカルテ』は、富士屋カツヒト氏による漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(コアコミックス)が原作。松本は患者に寄り添う総合診療医・徳重晃を演じた。 「同ドラマは最終回が放送される直前に、2つの想定外の出来事が起きましたよね」(女性誌編集者) 『19番目のカルテ』を巡る想定外——1つは、内科専攻医になって3年目の医師・鹿山慶太役でドラマに出演していた清水尋也容疑者(26)が、最終回直前の9月3日に、麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されたこと。清水は最終回にも出演予定だったが、出演シーンは全カットとなった。 もう1つは、最終回当日に生中継された女子バレーボール世界選手権3位決定戦(日本対ブラジル)が長引き、『19番目のカルテ』の放送が55分も遅れてしまったこと。最終回でありながら、夜9時55分という遅い時間帯からのスタートとなってしまったのだ。 「主演の松本さんにとっては災難な出来事でしたが……清水さんの逮捕を巡っては、最終回前日の9月6日、同局の情報番組『情報7daysニュースキャスター(『Nキャス』)』に松本さんが生出演し番宣を行なったことに、視聴者から称賛の声が多く寄せられています。これも清水さんの騒動で取りやめになる可能性があったと、『Nキャス』内で明かされましたからね」(前同) 『Nキャス』のMC安住紳一郎アナウンサー(52)は、番組冒頭で松本の出演はずいぶん前から決まっていたが、「さまざまなニュース」が理由で、出演が白紙に戻っていたと説明。その上で松本が出演を「ぜひに」と願ったことで、あらためて『Nキャス』出演が決まったと伝えた。 その後、スーツに身を包み、謝罪会見に臨むかのような表情を浮かべて松本が登場。逮捕された清水について、現場では違和感がなかっただけに逮捕が信じられずショックだったと言いつつ、最終回は「ようやく(清水の出番カットによる追加編集が)うまくつながって、放送できそうな状況になっています」と、説明したのだ。 座長として矢面に立ち、しっかりと説明を果たす松本の責任感ある姿に視聴者からは、 《大河の時のあさイチもあったな。でも、印象は変わらないな。表に出る覚悟と責任を常に持ち、スタッフ・キャスト全体に配慮しながら俯瞰で物事を見る。とてつもなく、すごいこと》 《Nキャス一度は白紙。あの時も、あさイチも出演できないんじゃないかってなったけど出演してちゃんと向き合ってたね。出演者、スタッフ…関わってきた全ての人みんなで沢山の時間向き合って作ってきた大切な作品を絶対観て欲しいただそれだけなんだろうね 座長松本潤の責任感の強さは本当に頭が下がる》 《松潤といえばどうする家康 の時もジャニーズの件が勃発したが、最終回間際に出たあさイチでその事聞かれても気丈に答えてたしこういうところはすごいというかキモが座ってる》 と、松本がNHK大河ドラマ『どうする家康』(2023年)の撮影を終え、同年11月に『あさイチ』(NHK)に出演した際の出来事を思い出す声が寄せられている。 「松本さんは『どうする家康』の座長を務めていましたが、同ドラマが放送されていたタイミングで旧ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が勃発。所属タレントの今後も危ぶまれていた時期に、松本さんが『あさイチ』でこの件に言及したときのことを、今回のNキャスを視聴者は思い出したようです」(前同)

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