「家に行ったのは殺すため」夫婦襲撃疑いで39歳男を再逮捕、兵庫3人切りつけ事件

兵庫県西宮市の住宅で8月、男女3人が刃物で切り付けられ負傷した事件で、兵庫県警甲子園署は15日、女性(84)と男性(92)に対する殺人未遂容疑で、同市里中町の無職、井上雄司容疑者(39)を再逮捕した。「被害者の家に行ったのは2人を殺すためです」と容疑を認めている。 再逮捕容疑は、8月26日午前9時55分ごろ~同10時ごろの間、夫婦の自宅で2人を包丁で切りつけ、殺害しようとしたとしている。 同署によると、女性は全身を切りつけられ、男性は左肩や左腕などを切りつけられたが、いずれも命に別条はなく、軽傷という。 井上容疑者は事件当日、自宅近くのスーパーで凶器とみられる包丁(刃渡り約15・5センチ)を購入していたという。容疑者と夫婦は知人とみられ、何らかのトラブルがあった可能性も視野に同署が詳しい経緯を調べている。 井上容疑者は、夫婦を助けに来た隣人の70代男性の胸を刃物で突き刺したとする殺人未遂容疑で、8月26日に現行犯逮捕されていた。

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