オンラインカジノで常習的に賭博をした罪に問われたフジテレビ元社員でバラエティ制作部の企画担当部長だった鈴木善貴被告（44）の初公判が東京地裁で開かれ、鈴木被告は起訴内容を認めました。 鈴木被告は去年9月からことし5月にかけて、海外のオンラインカジノサイトで常習的にバカラ賭博などをしたとして警視庁に逮捕され、ことし7月、東京地検に常習賭博の罪で起訴されました。 警視庁の調べに対し、鈴木被告は「昔から韓国のカジノに行ってギャンブルをするくらい好きで、5年前、職場の先輩に韓国に行かなくてもオンラインカジノで賭け事ができると誘われ何も考えずに始めた」「自分はギャンブル依存症だ」などと供述していたということです。 鈴木被告は、バラエティー番組「ぽかぽか」の演出などを担当していましたが、警視庁に逮捕された後、フジテレビを懲戒解雇されています。