「ナイキ」限定品の偽スニーカーをリサイクルショップに売り渡す 容疑の男女を逮捕

スポーツブランド「ナイキ」の限定商品に似せたスニーカーをリサイクルショップに持ち込んで売り渡したなどとして、警視庁高井戸署は詐欺と商標法違反の疑いで、いずれも東京都世田谷区代田の職業不詳、中村浩司容疑者(44)と三神渚沙容疑者(33)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は令和5年11月と6年8月、東京都杉並区と世田谷区のリサイクルショップで、ナイキに似せたロゴを付けたスニーカー計7足を正規品であるように装って現金計65万円で販売した他、7年5月、偽のスニーカー1足を販売のために所持したとしている。 同署によると、2人はスニーカーを持ち込んだ際、店側に偽造納品書を提示したり、「ナイキから直接買った」「本物です」と説明したりしていたという。スニーカーを買い取ったリサイクルショップが、中村容疑者と連絡がつかなくなったことを不審に思い、警察に相談して発覚。同署は他の店にも偽のスニーカーを売り渡していたとみて、スニーカーの入手経路などを調べている。

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