東京商工リサーチによりますと、中古自動車販売のマル克(弘前市)は、2025年9月5日付けで青森地裁弘前支部より破産開始決定を受けました。 負債総額は約1億5,100万円です。 2014年11月に現代表がこれまでの欺業経験を活かし、中古自動車販売を目的に「マル克商会」の屋号で創業しました。 付帯業務として、自動車整備や車検代行業務なども手掛け、2020年11月の法人化以降は、新車の扱いも始めたことにより売上高は拡大しました。 ただ、一方で薄利であったことに加え、運転資金需要も多く、自転車操業状態が続いていました。 支払遅延などが蔓延するなかで、資金繰りも限界に達し、2024年12月2日をもって事業を停止。 その後、代表者が詐欺の容疑で逮捕される事態を受けて、今回の措置に至ったということです。