栃木県さくら市で乗用車のトランクに18歳の男性の遺体を遺棄したとして、20代の無職の男2人が逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、いずれも自称・栃木県高根沢町に住む無職の野本直希容疑者(23)と山本樹容疑者(23)です。 2人はきのう午前0時半すぎ、さくら警察署の敷地内で18歳の男性の遺体を乗用車のトランクに乗せて放置し、遺棄した疑いがもたれています。 警察によりますと、14日午後、「不審な動きをする車がいる」と110番通報があり、捜査を進めていたところ、きのう2人が遺体を乗せた乗用車でさくら警察署に出頭したということです。 2人が「車に遺体がある」という趣旨の話をしたため、警察官が車内を確認したところ複数の外傷がある男性の遺体を発見したということです。 おととい、男性の家族から「数日前から帰ってこない」と行方不明届が出され、警察が捜索していました。警察は男性が死亡したいきさつを2人が知っているとみて、詳しい状況を調べています。