無免許で小型バイクを運転して事故を起こし、後部座席に乗っていた女子高校生(16)にけがをさせたのに、そのまま逃走したとして、広島県警は17日、呉市の解体工の少年(17)を無免許過失運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、少年は11日午後9時ごろ、無免許で小型バイク運転中、広島市南区的場町の県道交差点で対向車線から右折してきた乗用車と衝突。後部座席に乗っていた女子高校生を道路上に転倒させて胸椎骨折などの大けがをさせたのに、そのまま逃げた疑いが持たれています。 警察の調べに少年は「間違ってないと思います」と容疑を認めているということです。 乗用車の同乗者からの110番通報で発覚。少年は事故後、女子高校生を置き去りにし、バイクを歩道に寄せたあと、そのまま現場から逃げていたということです。 少年と女子高校生はSNSで知り合い、この日に初めて会って遊びに行く途中だったとみられています。バイクは知人名義とみられていて、警察は被害者の話などから少年を特定したとしています。 警察は、事件の詳しいいきさつを調べています。