麻薬成分を含む液状物を輸入しようとしたとして、タクシー運転手の男が告発されました。 長崎税関が関税法違反の疑いで熊本地検に告発したのは、熊本県菊陽町に住むタクシー運転手の男(43)です。 6月から7月にかけて3回にわたり、麻薬成分「デルタ9テトラヒドロカンナビノール」を含む液状物合計386.54グラムを国際郵便でアメリカから輸入しようとした疑いです。 液状物は、粘土状で油紙のようなものに包まれたうえで、タオルやファイルに挟まれており、いずれも関西国際空港で大阪税関の職員が発見、押収していました。 被告は、7月にその一部を受け取った疑いで現行犯逮捕、その後起訴され、今月1日に営利目的で麻薬を輸入した疑いで再逮捕されていました。 警察は被告の認否を明らかにしていません。