教師らのグループが女子児童の盗撮画像を共有したとされる事件で、千歳市の中学校教師が逮捕されたことを受け、道教委は盗撮防止に向けた研修を行うよう全道の学校に通達しました。 千歳市立北斗中学校の教師・柘野啓輔容疑者(41)は、少女の性的な動画を撮影し、教師らが参加するSNSのグループで共有した疑いが持たれています。警察への取材で、柘野容疑者がグループに加入する前から「インターネットで他人の動画を見て自分もしてみたいと思い、盗撮するようになった」と供述していることが分かりました。グループには、10人前後の教師が参加していたとみられます。 道教委は19日、緊急の対策会議を開き、盗撮防止の研修などを行うよう通達しました。 道教委・中島俊明教育長:「各学校において、施設内の点検、盗撮防止に向けた研修を行っていただき、盗撮など一切の性暴力から児童生徒を守るという決意を持って、取り組みの徹底をお願いいたします」。