刑事を名乗る男らからの「あなたの口座が犯罪に使われています」などという話を信じ、郡山市の男性が現金120万円をだまし取られる被害にあいました。 詐欺の被害にあったのは、郡山市の男性(30代)です。 9月11日、男性のスマートホンに警視庁の刑事を名乗る男の声で電話があり「あなたの口座が犯罪に使われています」などと言われました。 その後、愛知県警の警察官を名乗る者に電話が替わり、“事件番号”を教えた後すぐに愛知県の警察署に来るように話したということです。 男性が「愛知県に行くことはできない」と言うと、LINEのビデオ通話に誘導されて事情聴取が始まり、警察官のような制服を着た人物が警察手帳や逮捕状と記載された書類を見せ、「無実を証明するには銀行に行きATMから手持ちの現金を全て送るように。札番号の認証が確認できればあす全額返金する」などと言われました。 話を信じた男性は指定された口座に現金120万円を振り込みだまし取られたということです。 警察は、警察官が電話やSNSを使用して金銭を要求することはないとして、身に覚えのない不審な電話やメールは詐欺を疑い、110番通報又は警察署に通報するよう呼びかけています。