安倍晋三元首相の妻昭恵さんが大阪市で開かれたイベントで「主人が亡くなり悲しいけれど、恨みは持ちたくない」と語りました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「安倍元首相の妻昭恵さんの思い」を解説します。 Q 安倍晋三元首相が銃撃されてから3年が過ぎたよ。 A 安倍元首相は2022年7月8日、奈良市で参院選の応援演説中に銃撃され、亡くなりました。山上徹也被告(45)が現行犯逮捕され、殺人などの罪で起訴されています。 Q 昭恵さんはどんな気持ちを話したの。 A 「主人が亡くなり悲しいけれど、恨みは持ちたくない」「相手を恨んだり、憎んだりするのではなく、どうしたらより良い社会になるかを考えたいと思う」などと話しました。 Q 事件の背景には何があったの。 A 捜査関係者によると、山上被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)にのめり込んで家庭が崩壊し、教団に恨みを抱くようになったとされます。 Q なぜ安倍元首相を狙ったの。 A 来日した教団の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁(23日に韓国の特別検察が政治資金法違反などの疑いで逮捕)の襲撃を計画したこともありましたが、安倍氏が教団の活動を国内で広めたと考えて、標的を切り替えたとされます。