島根県教育委員会は、同僚の机から現金11万円余りを盗んだとして、先月逮捕された県立高校の教職員を29日付けで懲戒免職の処分にしました。 島根県教育委員会の記者会見 「大変申し訳ございませんでした」 懲戒免職処分を受けたのは、県立高校に勤務していた、30代の男性実習助手です。 男性実習助手は今年7月31日と8月7日の午後、同僚の机の引き出しから現金合計11万1000円を盗んだ疑いで先月1日に出雲警察署に逮捕され、その後の聞き取りに対し容疑を認めたことから、県教委は学校及び教職員全体に対する信用を著しく失墜させたなどとして、最も重い懲戒免職の処分にしました。 盗んだ金は公営ギャンブルに全額使ってしまったとし、「学校にも生徒にも申し訳ない」と話しているということです。