「犬放し飼いの男が逮捕」市職員や警察官に“飼い犬を嚙みつかせた” 重過失傷害などの疑い《長崎》

飼っている犬を放し飼いにして男性2人にケガをさせたとして、大村市の68歳の男が重過失傷害などの疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、大村市の無職永石利郎容疑者(68)です。 今年3月、通行人から「犬が2匹徘徊している」と警察に通報があり、4月に大村市の職員と警察官が男の家を訪れました。 市の犬取締条例に基づいて犬を係留するよう指導したところ、男は飼育する犬に市職員の右足を噛みつかせ、全治5日のケガを負わせた過失傷害の疑いです。 8月には、通行人からの通報を受けて現場に向かった警察官の左足を犬に噛みつかせ、全治2週間のけがを負わせた重過失障害の疑いが持たれています。 また 市は犬取締条例に基づいて自宅敷地内で飼育する犬を係留するよう、措置命令を出しましたが、男は3回にわたり従わず、市の犬取締条例違反の疑いが持たれていて、14日逮捕されました。 警察によりますと、永石容疑者は「犬が噛んだことは認めるが過失はない」「犬を係留する方法を努力している最中だった」と話しているということです。 噛みついたのは中型犬で、永石容疑者の敷地内には飼育しているとみられる犬が5匹いて、中には生まれたばかりと見られる子犬もいたということです。

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