いわゆる「受け子」か SNSで福井市の60代女性に嘘の投資話を持ちかけ300万円をだまし取った男を逮捕

仲間と共謀して、SNSで福井市の60代女性に嘘の投資話を持ちかけ、現金300万円をだまし取ったとして50代の男が14日に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の野村聡司容疑者(51)です。 警察の調べによりますと、野村容疑者は、仲間と共謀の上、今年1月から7月ごろにかけ、証券会社をかたって、福井市内の60代女性に、SNSで「普通の投資家にはできない取引が行え利益を出せる」などと嘘の投資話を持ちかけて、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。 女性は、SNSで目にとまった投資に関する広告から、別のSNSのチャットグループに招待され、嘘の投資話を持ちかけられました。 7月には、架空の証券会社の社員証を身に付けた野村容疑者が自宅に現金を回収しに来たということです。 警察の調べに対し、野村容疑者は「現金を受け取ったのは間違いないが、犯罪に加担しているとは知らなかった」と容疑を否認しています。 警察では、野村容疑者が特殊詐欺グループのいわゆる「受け子」とみて、グループの実態解明に向けて捜査を進めています。

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