埼玉県の老人ホームで入所者2人が殺害された事件で、このうち1人に対する殺人の疑いで逮捕された元職員の男が夜勤の職員を警戒し、「怪しまれると思い、階段で上の階に向かった」と供述していることがわかりました。 鶴ヶ島市の老人ホームで入所者の小林登志子さんら2人が殺害された事件では、元職員の木村斗哉容疑者が、小林さんを殺害した疑いで逮捕されています。 木村容疑者は電子ロックをあけ、施設に侵入したとみられていますが、捜査関係者への取材で木村容疑者が「エレベーターを利用していることが夜勤の人に知られてしまうと怪しまれると思い、階段で上の階に向かった」と供述していることがわかりました。 木村容疑者はマスクや手袋をして犯行に及んだとみられ、警察は計画性があったとみて調べています。