息子を装い、「女性を妊娠させたので示談金を貸してほしい」などと嘘の電話をかけ、80代の女性から100万円をだまし取ったとして、指定暴力団組員の男が逮捕、送検されました。 10月17日朝、詐欺の疑いで送検されたのは、指定暴力団道仁会系組員で住所不定の、川島魁斗容疑者(24歳)です。 警察によりますと、川島容疑者は去年10月、すでに逮捕された男などと共謀し、宮城野区の80代の女性に息子を装い、「不倫関係の女性を妊娠させたので、示談金を貸してほしい」などと嘘の電話をかけました。 話を信じた女性は、電話で指定された、仙台市内の路上で弁護士と名乗る男に現金100万円を渡し、だまし取られたということです。 川島容疑者は特殊詐欺グループのリクルーター役とみられ調べに対し、黙秘しているということです。 警察は、別の特殊詐欺事件にも関与しているとみて調べを進めています。