禁止果実持ち込み、成田空港でベトナム国籍の女逮捕 植物防疫法違反疑い

日本への入国時に許可なしで持ち込みが禁止されている果物を繰り返し輸入したとして、成田空港署は18日までに、植物防疫法違反の疑いで、ベトナム国籍で住所不定、無職の女(51)を逮捕した。 逮捕容疑は6月26日、ベトナムから成田空港に到着した際、許可を得ていない果実のレイシ重さ約23・3キロ、バンレイシ約23・24キロ、キュウリ約1・08キロを持ち込み、7月3日にもレイシ約0・51キロを輸入した疑い。 同署によると「有償で依頼され、きちんと確認しないまま日本に持ち込んでしまった」と容疑を一部否認している。キュウリと7月3日分のレイシについては「機内で食べきるつもりだった」と供述している。 農林水産省の横浜防疫所成田支所が「指導に従わず違反を繰り返している者がいる」と同署に通報した。容疑者は禁止されている果物を輸入したとして、同所から過去5回の行政指導を受けていた。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)

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