愛媛県松山市の男性が高級外車を横領された事件で、別の男性に車を転売して儲けるウソの話をもちかけ現金40万円をだまし取った疑いで、無職の男が20日に再逮捕されました。男は「覚えてない」と容疑を否認しています。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは、京都市左京区に住む無職の男(39)です。 警察の調べによりますと男は2022年6月3日、松山市内の知り合いの男性に電話し「売れそうな車を80万円で見つけた」「100万円で売れるので一緒に買おう」とウソの儲け話をもちかけ、現金40万円を自らの口座に振り込ませてだまし取った疑いがもたれています。 警察は男性から「お金をだまし取られた」と相談を受け捜査。男は松山市内の別の男性が高級外車を横された事件で逮捕されていて、余罪の捜査で今回の容疑を固めました。 男は取り調べに「覚えてない」と容疑を否認しています。 男は高級外車を転売し数百万円の利益をあげていたと見られていて、警察は現金欲しさの犯行と見て、当時の詳しい状況や余罪を調べています。