7月下旬に開催された上越市の「上越まつり」に不正に露店を出店し、上越市の担当職員をだました疑いで六代目山口組系暴力団組長の男(50)ら7人が逮捕されました。 露店出店権詐欺の疑いで逮捕されたのは、埼玉県熊谷市に住む六代目山口組系暴力団組長の男(50)や上越市に住む建設業の女(48)ら7人です。警察によりますと、6月下旬、7人は共謀して上越市が主催している「上越まつり」に不正に露店を出店しようと考え、暴力団組長の男が実質経営していることを隠して出店の申請書を作成し、上越市の担当職員をだまして露店2店の出店を許可させた疑いが持たれています。 上越市では、条例で暴力団関係者の露店出店を拒否していますが、警察が7月下旬の祭り開催期間中に現地で確認したところ暴力団組長が関係する2店の出店が発覚したということです。 警察は、7人の具体的な役割・認否について明らかにしていませんが、上越市に住む建設業の女(48)が申請書を作成し、市に提出したということです。警察が7人の動機などを調べています。