JR山手線の車内で“催涙スプレー”女を現行犯逮捕 乗客2人ケガ

20日夜、東京のJR山手線の車内で、30代の女が催涙スプレーのようなものを噴射し、乗客2人がケガをしました。車内でのトラブルが発端とみられ、女は現行犯逮捕されました。 ◇ JR大塚駅前に来ています。3時間ほど前まではこちらには防護服を着た消防隊員の姿があり、あたりは騒然としていました。 負傷したとみられる人が担架で運ばれるのを見たという人もいました。 警視庁などによりますと、20日午後8時前、山手線内回りの車内で、「催涙スプレーをまかれた」と大塚駅の駅員から通報があり、駆けつけた警察官が30代の女を傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 トラブルの発端ですが、走行中の車内で立っていた乗客を押しのけて女が優先席に座ったことに、別の乗客の男性が注意して口論となり、女が催涙スプレーのようなものを噴射したとみられています。 女を注意した男性と居合わせた別の男性のあわせて2人が軽いケガをしています。 調べに対し、女は「やったことは間違いない」と容疑を認めているということです。 また、警視庁は女が所持していた催涙スプレーのようなものを2本押収しました。 影響で、山手線内回りは最大15分の遅れが出たということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加