オートロックをすり抜ける「共連れ」の手口で集合住宅に侵入したとして、神奈川県警伊勢佐木署は２１日、邸宅侵入の疑いで、住所不定、無職の男（２７）＝県迷惑防止条例などで起訴＝を再逮捕した。 再逮捕容疑は、８月と９月に計３回、横浜市中区のそれぞれ別の集合住宅に侵入した、としている。 署によると、男は「間違いない」と供述、容疑を認めている。 男は、いずれもオートロックの集合住宅に住む高校の女子生徒の後を付け、エントランスのドアが閉まる前に侵入。エレベーター内で女子生徒に「足のにおいを嗅がせてほしい」などと声をかけたという。 署によると、女子生徒の家族らから署に不審者に関する通報があり、防犯カメラの映像などから特定した。 男は９月１２日、「共連れ」の手口で高校の女子生徒につきまとったとして、県迷惑行為防止条例違反（つきまとい）容疑で南署に逮捕された。