「犯罪に使われた形跡がある」警察官かたるニセ電話詐欺、50代女性が1400万円被害 鹿島署

鹿島署は22日、佐賀県内の50代女性が約1400万円をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると9月30日、女性の携帯電話に「この電話番号が犯罪に使われた形跡がある」との自動アナウンスがかかってきて、女性が指示通りに操作したところ、警察官を装う男につながった。「投資詐欺の捜査であなた名義の口座が使われていたことが分かった」などと言われ、検事をかたる男からも「口座のお金が犯罪に関わっていないか調べる。用意した口座に移して監査しなければならない」などと言われた。 誘導されたSNS(交流サイト)で、逮捕状と記載された用紙の画像が送られてきた。女性は10月1〜7日に7回にわたって指定の口座に計約1397万円を振り込んだ。7日に金融機関から同署に通報があり、発覚した。 また白石署は22日、白石町の30代男性が警察官などを名乗るニセ電話詐欺の手口で499万円をだまし取られる事件が発生したと発表した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加