名古屋市守山区で無免許でトラックを運転し女性にケガをさせたとして逮捕されていた男が、免許証のコピーを偽造し勤務先に提出したとして再逮捕されました。 守山区の作業員・坂本彰彦容疑者(68)は今年5月、偽造した運転免許証のコピーを勤務先の建設会社に提出した疑いで再逮捕されました。 警察によりますと、坂本容疑者は他人の免許証などをコピーして一部を切り取り、自身の免許証のコピーに貼り付ける手口で、有効期限を偽って「中型自動車免許」を取得しているよう装っていたとみられます。 坂本容疑者の勤務先では中型自動車免許が必要なトラックの運転業務ができる場合、日当が1000円以上高くなるということで、「高い日当をもらうためにこうするしかなかった」と容疑を認めているということです。 坂本容疑者は今月3日、守山区の県道で無免許でトラックを運転し、荷台からはみ出した水道管を対向車線を走ってきた大型トラックに当てて、運転手の女性にケガをさせた疑いで逮捕されていました。