18年前の神戸暴力団組長刺殺事件 指名手配の76歳幹部の男を逮捕 犯人隠避の疑いで63歳男も逮捕

18年前、神戸市の路上で山口組系暴力団の組長が刃物で刺され殺害された事件で、警察は、全国で指名手配されていた山健組傘下組織の幹部の男を逮捕しました。 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・神戸山口組山健組の傘下組織幹部の勢昇容疑者(76)です。 警察によりますと、勢容疑者は2007年5月神戸市中央区の路上で、暴力団内で事前に定められた役割に従い、名古屋市に本部を置いていた山口組系暴力団の後藤一男組長(当時65)の腰などを刃物で複数回刺し、殺害した疑いがもたれています。 警察は全国に指名手配し、勢容疑者の行方を追っていましたが、防犯カメラの分析などから潜伏先が判明し、18年越しの逮捕につながったということです。警察は、勢容疑者の認否を明らかにしていません。 また、勢容疑者の逃亡を手助けしたなどとした犯人隠避の疑いで、京都府木津川市の無職・中田智富容疑者も逮捕されていて、警察は事件の全容解明を進めています。

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