29日朝、福岡市の路上で出勤途中の男性が突然見知らぬ男に包丁で切りつけられる事件があり、自称85歳の男が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 中央警察署によりますと29日午前6時10分ごろ、福岡市中央区梅光園の路上で包丁を持った男がいきなり男性に襲いかかっているのをジョギング中の警察官が気づきました。 男は包丁を右手に1本、左手に2本持った状態で、正面から歩いてきた男性の腹部を刺そうとした後、避けようとして転倒した男性にさらに馬乗りになって両手の包丁で切りかかりました。 警察官が「包丁を捨てろ」と言うと男は左手の包丁は捨てましたが、右手の包丁は持ったままで振り下ろそうとしていたので取り押さえて捨てさせ、駆けつけた別の警察官が男を現行犯逮捕しました。