密売用にコカインなど所持 容疑で大阪の大学生の男逮捕 SNSで集客か、スマホ8台押収

コカインや大麻を営利目的で所持したとして、警視庁原宿署は麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで、大阪市生野区小路の大学4年、井上登剛(なりたか)容疑者(22)を逮捕した。黙秘している。 原宿署によると、井上容疑者は他の男=同法違反罪で起訴=と共同でSNSで隠語を使って客を募り、関西方面を中心に薬物の密売を行っていたとみられる。4月に男が密売のために東京を訪れ、渋谷区内の駐車場で、レンタカーに乗っていたところを警察官が職務質問。車内から大麻、LSD、覚醒剤、コカインなど大量の薬物が見つかり、男を逮捕した。 井上容疑者も8月以降、都内のコインロッカーに営利目的で覚醒剤などを保管したり、自身がコカインを使用したりした疑いで3回逮捕された。自宅からはスーツケースに入った薬物や注射器などの器具のほか、密売用に使用していたとみられるスマートフォン8台も押収。同署は背後に密売組織が存在することも視野に捜査している。 逮捕容疑は8月、営利目的で、自宅で乾燥大麻約70グラムやコカイン約4グラムを所持したとしている。

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